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1차 사료

사람이 하늘이 되고 하늘이 사람이 되는 살맛나는 세상
玄洋社社史 현양사사사
  • 기사명
    5) 袁の面皮剝る
  • 이미지
    prd_0141_068 ~ prd_0141_071 (452 ~ 455쪽) 이미지
  • 날짜
일러두기

五 袁の面皮剝る

老大國と新興一小國との交戰なる題目に於て、日淸戰爭は世界の興味をそゝ
れり、淸國旣に我國を視る豆大貧弱の孺子何をか爲さん殊に內に上下の軋轢あ
り汗せずして破る可しとし、大に我を侮る、我は夙に淸の暴慢を憤り、機を以て之
を膺せんと欲するもの好餌韓國を間に挾んで兩兩相睨むもの久し。

夫れ之れを思ふに淸國をして兵を起さしめたるものは實に袁世凱なり、彼の
虛報捏報は遂に李鴻章の決意を促し、李の決意は淸兵を韓半島に送らしむるに
至れり。 更に之れを思ふ、袁をして韓國倂合の機今日に在りと思惟せしめ、其食
指を動かさしめたるものは東學黨の亂なり。 東學黨をして其勢を加へしめた
るものは實に我天佑俠なり。

是によつて之を思ふ、天佑俠の活動は韓廷をして東學黨中日本人あり、淸兵の
力を借らずんば之を討滅し能はざる可しと思惟せしめ、袁は韓廷囑する所の東
學黨討滅の事を以て、韓國倂呑の機を作り、淸の野心を延べんと欲したりき。 如
斯犲狼の野心天人如何でか之れを許さん。 我國は正義大道に則り、遂に韓半島
より淸兵を逐はんとせり、これ日淸合戰の端にして、其事端の發する根因天佑俠
に在り、東學黨に在り、天佑俠は眞に日淸交戰の火の手なりしなり。 而も責の歸
する所は淸廷ならずんば非らず、夫れ然り袁の終始果して如何、天佑俠の消息又
果して如何。

二十七年七月我兵旗鼓堂堂として京城に入るや、袁大に驚き蒼惶遁逃せるは旣 に述べたり。 當時彼狼狽の極衙門樓上の黃龍旗を棄てゝ走れる、今尙ほ世に傳
ふる所の胡虜にして、袁は一切の事務を唐紹怡に委し、京城より遁れて天津に至
る、厚顔の彼尙ほ醒めず、虛報捏造を以て其非を蔽ひ朝鮮招討使に任ぜられたり
と雖も、淸兵連戰連敗の事實は袁の罪惡を證據立つるに至り、李鴻章の怒に觸れ
て官を免ぜられ、遂に直隷周按察使部下の軍糧係員に貶せられたり。 然れ共袁
の野望尙ほ止まず、盛宣懷等の斡旋に依り、日淸戰爭後僅に李鴻章に面晤するを
得たり、當時李鴻章は袁を見、且罵つて曰く『我長髮亂以來戰に出づる事百幾回未
だ嘗て微傷を蒙らず、然るに今老齡將に棺中の人たらんとして而も汝の爲めに
一涯始めて此の負傷あり』と、小山豐太郞に擊れし眼下の銃創を指し、更に聲を勵
して曰く『我の負傷尙忍ぶ可し、然れども汝の爲めに我が北洋艦隊は其一隻をも
止めず海底の藻屑と化せり、亦臺灣をも失へり、北洋艦隊の全滅臺灣の割讓尙ほ
忍ぶ可し、然も我大淸國は汝の爲に豆大小日本の爲に敗辱を蒙れるものにあら
ずや、而して我亦名譽を喪失するもの皆汝の虛報と捏造の致す所、汝が罪死に當
る、然も自ら死せず官を求め職を得んとして我を訪ふ厚顔唾す可し』と嘲つて、之 を蹴る事兩三度、盛宣懷胡燏芬等袁の爲に李を慰むる所あり。 李の意僅に解け
又之を蹴りしを、憐み且つ袁の窮狀を聽いて軍處文案の職を與ふ、之より袁又其
手腕を振ひ、後ち西太后の意を迎へ、遂に革命黨を利用して、淸朝三百歲の歷史を
壞ち自ら大統領となり、又皇帝たらんとするの非望を懷くに至れり、袁の後世實
に李の一蹴に起るものと謂はざる可からず、夫れ人生の轉變又奇ならずや。

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