紫山水明閣の會議
時機は彼等を驅つて、一夜釜山の山紫水明閣に、一黨の大會を催さしめぬ。座に主
なる者先づ曰く、何如んか吾徒の前途執る所を決せん。一人應じ曰く、第一着と
して士を四方より招致せん。衆別に異議なし、乃ち大崎正吉を東京に派して、鈴木
と相謀らしむることゝなす。一人又曰く、山道旣に急なり、吾徒宜く速かに東學の
情形を審にして、他と合縱連衡の地をなさゞるべからず。衆皆以て然りとなし、
直ちに武田範之、千葉久之助を星州金山地方に遣はす、是に於て方針略略定まる所
あり。
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