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1차 사료

사람이 하늘이 되고 하늘이 사람이 되는 살맛나는 세상
二六新報 이륙신보
  • 기사명
    明治27年 12月 14日 せめては草 (十一)
  • 이미지
    prd_0130_194 ~ prd_0130_196 (194 ~ 196쪽) 이미지
  • 날짜
    음력 1894년 11월 18일
일러두기

12月14日
●せめては草 (十一)
天眼生

大膽とは人をして當に踏む可きの道を
蹈ましむる正氣の謂なり

『危し』の一語と與に、吾等五人の軀は民舍の裏手
なる南瓜畠の中に見出されたり、最早此場に及む
では評議を要せず、一同齊しく左の三策の內一を
擇ぶの外なきに氣附けり、

(一)我より進むて彼を擊つ(是れは彼れの狙擊
の爲めに斃さるゝ恐あれども、二人か三人無事
に敵に近き得ば十や十五人は斬り殺し得べし)

(二)彼の攻め來るを待つ(是れは民舍を楯に取
れば彼れの飛道具の效力を薄からしむ)

(三)裏手より逃げる(是れは田圃を傳うて山に
入り得可し)

一人は敵の鋒を避け得可しと主張せしが、此は下
策なるのみならず、傷者急先鋒の如きは此上に山
路を逃げ廻はる樣なら、僕は一人でも此に留まり
切死す可しと云ふ、彼れは最早脚の力竭きたれば
走るの效無きを感知せる也、予は彼に次いで脚の
弱き丈に最も此說を贊揚せり、逃避策の主張者も
亦忽ち蠻人に背を見せたら最后、彼れの勇氣を增
して我の禍を長ずる者たることを悟れり、且つ我等
は鷄籠山に入る前より屢屢危險に遭遇して、稍稍
狃ツ子と爲りしを以て、危險を憂ふるよりも寧ろ
逆運にうるさくなれり、相互にモーやつ附けて仕 舞ふた方が、死むでも活きても世話が無くて善い
と云ふ位の調子なれば、遂に一刀を賴むで進行す
るの議に決す、斯かる間にも淸兵の擧動氣に掛か
れば、敗墻の上に攀ぢ南瓜の蔓の中より顔を出し
て彼方を偵ふに、敵も亦逡巡して敢て前まず、此
方の樣子を見るに似たり、ムー、彼奴等此方を畏
れて居るわ、やつ附けろ!、此一語に各自元氣彌
立ち、卽ち股引ひき緊め、鯉口寬ろげ、將に輒ち
發せむとす、時に亭主拔き足して我等に寄り來り
頻りに大國兵丁を通ほしてやる迄潛み居れと云
ふ、韓人としては感心極まる申條なれど、此際斯
かる事を恃む氣はサラサラ無し、去れど彼れの言
に緣りて端なくも氣附けり、卽ち彼の我を畏るゝ
以上は好むで血戰を爲すことは無益なり、且つ首尾
能く彼等を擊つとも、韓人の野郞ども必ず走つて
公州の本陣に報告す可し、左すれば騎兵に追驅け
られむ、又こゝで一つ事を果さば後より此方に向
ひ來る淸軍ありし時、彌彌彼の憤怒を誘はむ、此
場合彼れ若し無事に過ぐる心ならば、決してして
我より鬪を挑む可からず、宜しく決死奮鬪の覺悟
を腹に据え徐徐進行して彼に近づき、溫容以て彼
を安せしめ、以て後患を絶つべし、宜しく血氣に
任かせて我より事端を啓くべからずと氣附きたり
是に於て思ふ旨を同衆に告け、予は遽かに大なる
紅紙の名刺に鉛筆を以て左の數句を認めたり、
諸公到是。因中國與日本開戰端耶否。我徒本來
學士。固不關軍國之事。雖今遇諸公。誓無他意。
諸公請爲安心焉。
早速に認め畢り、一同凜然として步を移す、時に
急先鋒は快事に遇うて早元氣今迄に百倍し、モー
足は輕くなれり、やつ附け樣やと云ひつゝ、急に
突進せむとす、予等急ぎ之を遮り止め、予は眞先
に立ち徐徐として進む、固より若し彼れが銃を動
かす氣色あらば、其と同時に眞驀地に飛び込まむ
手筈なり、一步一睨、手は終始刀柄に在り、堅唾
を呑むで進み寄る、稍近寄つて淸兵を視るに、彼
等は銃を地に立て、亦此方を視詰め居るのみ、强
いて鬪を始める心無きは益益分明と爲れり、乃ち
紅紙の名刺を翳しビラビラ打振りて、我が近よる
の意有るを示すに、彼は之を認め靜かに予等の至 るを待つ摸樣有り、草間に伏せしと見し兵も火蓋
を切らねば、コイツ存外無事にやり得るかと思は
れ、益益敵の氣を呑み去りて、遂に彼等の面前に
到り、中に就いて一行の將らしき漢に名刺を示す
此間我等は用心寸分隙なくスワと云はゞ、斬り掛
けむと期し心臟覺えず皷動せり、然るに右の支那
士官は讀み了つて、開戰端耶の開の字を指につゝ
き、何やら支那語で饒舌る、開戰は確實と斷定さ
れたり、急先鋒はモーやらうと促す、四人は之を
否む、其間に支那士官は頻りに相分れて去り度樣
子を爲す、モー彼等の運命は腰間紫電一閃すると
否との微機に繫かれり、斬るも同然殺すにも足ら
ねば、彼方に戰戰たる兵卒共を睥睨すれば、彼等
は掌を合せる奴有り、手を揚けて我等に早く去り
吳れと云ふ鹽梅にするも有り、熟視すれば肩より
胸に掛けたる彈丸入には尙夥多の彈丸を有し、一
人一挺つゝ立派なる聯發銃を携へ居れり、然り而
して我等を畏るゝこと斯くの如きに至るは何故か分
からず、此時初めて彼等我軍と戰ひ、敗績して此
地に奔る者たるを識り得たり、

窮鳥懷に入る獵夫も之を殺さず、況してや是れ
は我身大事の場合、固より戰爭の機を劈開せむが
爲めには、死地に投じて身を犧牲にする決心なれ
共、旣に開戰と爲つたる以上は最早後事は帝國軍
隊の任なり、豚奴の頭二十や三十取りし迚、手柄
にもならねば本意にもあらず、我等は寧ろ張合拔
けて彼等を放ち遣るに、憐む可し敗兵共は命拾ひ
しと云ふ顔付にて、抑へもせぬに振り切る如く驅
け出す、此時氣附きしはさし當りの入用馬一匹な
り、オイと一喝して呼び止め以て馬を奪はむとす
彼等此聲を聞いて如何に畏れけむ、ドンドン驅け
出す其疾さ、我等をして只一笑して已むの外無か
らしめたり、蓋し我等此時旣に疲れを覺え、追掛
けて奪ふ程の氣力失せたればなり、嗚呼大膽の中
に妙法有り、必要に迫られて大膽に進みし我等彌
彌此語の眞味を感せりき、

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